WBCドミニカ共和国代表 予備登録18人に参加許可出ず ゲレロら最強布陣がピンチか

[ 2023年1月29日 17:13 ]

ブルージェイズのゲレロ(AP)
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 来年3月のWBCで2大会ぶりの優勝を目指すドミニカ共和国代表で、予備登録50人のうち18人が球団の参加許可が出ていないことが29日、明らかになった。複数の地元メディアが伝えた。

 同代表は昨年11月20日(日本時間21日)に予備登録50選手を発表。野手はパドレス・マチャド、ブルージェイズ・ゲレロらスターが並び、投手もサイ・ヤング賞のマーリンズ・アルカンタラ、アストロズの世界一に貢献した左腕バルデスら強力布陣。ネルソン・クルーズGMは「我々は母国の威厳をもって代表として戦うことに自信を持っている」とコメントしていた。

 地元メディアによると、同GMは50人の予備登録のうち18人の選手について「MLBチームがワールドベースボールクラシックへの参加に異議を唱えている」と述べた。18人が誰なのかは明らかになっていない。

 ドミニカ共和国が入った1次リーグD組は、プエルトリコ、ベネズエラの強豪3チームがひしめく「死の組」。2大会連続準優勝で、前回米国代表でMVPに輝いた右腕ストローマン(カブス)を引き抜いたプエルトリコ、アルテューベ(アストロズ)、昨季首位打者のアラエス(ツインズ)らを擁するベネズエラは手ごわい。ただ、ベネズエラは18年新人王の主砲アクーニャ(ブレーブス)が所属球団と医療スタッフの方針で欠場が決定的となったことが痛恨だ。

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2023年1月29日のニュース