ブルージェイズのマノア投手が故郷で野球キャンプ開催「夢を追えるプラットフォームを」

[ 2023年1月29日 09:52 ]

ブルージェイズのアレク・マノア投手(AP)
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 ブルージェイズの1メートル98センチの巨漢投手アレク・マノア(25)が故郷フロリダ州ホームステッドのサウスデード高校で野球キャンプを開いた。4歳から15歳まで、100人以上の子供が集まっている。

 開催は去年に続いて2度目で、ブルージェイズのチームメート、サンティアゴ・エスピナル内野手、アストロズのジョセフ・マティジェビッチ内野手らも参加している。マノアがこのキャンプをやろうと思ったのは、子供の頃にトップ選手からトレーニングなどのアドバイスを受けたいと願っていたから。「自分も育ったホームステッドの環境は決して良いとは言えない。簡単にネガティブな方向に行ってしまう。だからこそ、夢を追いかけられるプラットフォームを与えたかった」と説明する。第1回は50人の子供が集まったが、今回は倍以上で、女の子も2人参加した。

 マノアは22年はブルージェイズのエースとなり、16勝7敗、防御率2・24の活躍。サイヤング賞投票で3位になった。地元出身のヒーローだ。サウスデード高校の野球部の後輩たちもキャンプを手伝うために集まっている。「彼らにはこう思って欲しい。マノア先輩も同じ練習場で汗を流し、同じ教室で勉強した。俺たちと全く同じだった。だから俺たちだって、先輩のようになれるんだと。そう信じて頑張って欲しい」。マノアの母スザナさん、兄のエリックさんもスタッフとして参加している。

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2023年1月29日のニュース