レイズの先発投手陣は30球団最強、過去「オープナー」勝率6割も、今季は必要ないかも

[ 2023年1月29日 09:09 ]

ジェフリー・スプリングス(AP)
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 大リーグ公式サイトのレイズ担当アダム・ベリー記者が28日(日本時間29日)、23年はオープナーを使わなくてもいいかもと報じている。

 同球団は18年5月19日以来、151回オープナーを使用、ポストシーズンも含め、その試合は91勝60敗(勝率60%)と好成績だった。昨季も先発5番手が不在で21試合でオープナーを使用、12勝9敗だった。しかし今季は大リーグでもトップクラスの先発投手陣を擁している。

 22年、28試合に先発して防御率2・54、サイヤング賞候補にもなった左腕シェーン・マクラナハン(25)、28試合に先発して2・84だった右腕ドルー・ラスムセン(27)、24試合に先発、2・65で先日4年総額3100万ドルで合意した左腕ジェフリー・スプリングス(30)、FAで獲得した右腕ザック・エフリン(28)、トミージョン手術から復帰した右腕タイラー・グラスノー(29)といった錚々たるメンバー。しかもその後に、ヤニー・チリーノス(29)、ルイス・パティノ(23)、ジョシュ・フレミング(26)といった先発実績も十分ある投手たちが控えている。もちろんシーズン中にマッチアップを考慮し、オープナーを使う可能性はある。しかしながらこれだけいれば、先発の駒が足りないという事態は避けられるのである。

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2023年1月29日のニュース