巨人・大久保博元コーチ　原監督からのオファー回顧「金は少し減るかも知れないけど、もっとたくさんの…」

大久保博元氏
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　巨人の大久保博元1軍打撃チーフコーチ（55）が19日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」（木曜深夜1・00）にゲスト出演。原辰徳監督（64）からのコーチ就任のオファーを振り返った。

　原監督から「はっきり言う」というメッセージが届いた時には、テレビ番組などで巨人に対して厳しいことを言っていただけに「怒られる」と勘違いしたという。しかし、それは「俺と一緒にやろう」というコーチ就任のオファーで、「人ってこんなに震えるんだって、寒くなってブルブル震えた」と言い、当時は会社もやっていて、テレビ番組にも出演したこともあり「正直、年収も下がる。でも監督、それもくんでくれていて“デーブね、金は少し減るかも知れないけど、もっとたくさんのものがお前には手に入る”って。体力的に不安もあったけど、あこがれの原さんに誘われた以上は、結果はどうであれ全力を尽くそうって。お願いしますって返事した時は泣いたね。号泣」と振り返った。

　巨人OBで元楽天監督の大久保氏は、昨年10月、95年の現役引退以来28年ぶりに1軍打撃チーフコーチとして古巣に復帰した。