東海大菅生・若林監督が4カ月謹慎 出場当確の選抜での指揮は絶望 緊急審査室会議

[ 2023年1月20日 11:37 ]

東海大菅生の若林監督
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 日本学生野球協会は20日、緊急審査室会議を開き、春夏通算8度甲子園に出場し今春選抜出場が当確とみられている東海大菅生(東京)の若林弘泰監督(56)は部内体罰と報告義務違反で謹慎4カ月、部長は報告義務違反で謹慎1カ月となった。27日に出場校が発表される選抜での指揮は絶望となった。

 昨年9月に問題が表面化し、暴力を受けた当該生徒は既に退学。学校側は高野連に報告していた。

 昨秋の東京都大会で優勝し、今春の選抜出場が当確とみられている同校。同校関係者は、同監督が部員へ暴力を振るい謹慎中であることなどを認め「東京都高野連には報告している。詳しいことは現段階ではお答えできない」と説明。学校が後任など今後の対応について協議していく。

 若林監督は投手として東海大相模から東海大、日立製作所を経て、91年ドラフト4位で中日入り。通算17試合で1勝1敗、防御率8・85の成績で97年に現役を退いた。09年に東海大菅生監督に就任。15年春をはじめ、17年夏、21年春夏と計4度甲子園出場に導いた。

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2023年1月20日のニュース