落合博満氏 岡田阪神に喫した05年伝説の黒星に「負けは全部監督の責任だから」

[ 2023年1月20日 17:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が20日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。中日監督として阪神に喫した伝説的な敗戦を語った。

 今季から阪神監督に復帰した岡田彰布氏(65)とは04年から5年間に渡り敵将として対戦。なかでも落合氏が「その負けからドドドドーっと負けが込んでいった」という思い出深い一戦がある。

 05年9月7日のナゴヤドーム。中日が9回2点差を追いついて、なお1死満塁の場面。岡田監督は就任2年目で初めてマウンドにいって久保田を「責任はオレが取るもんや。むちゃくちゃしたれ」と激励。守護神は見事に抑え、延長11回4―3で首位・阪神が勝ち、2位・中日は3ゲーム差に離された。

 試合後、落合監督は報道陣に「監督で負けた。以上」と言い残した。その真意について、落合氏は「負けは全部監督の責任だからそう言っただけ」ときっぱり。

 「監督で負けたなんて絶対言うもんじゃない」と論じた解説者もいたというが、落合氏は「使うは監督だから監督の手の打ち方が悪かったから負けたっていうだけのこと」と潔かった。

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2023年1月20日のニュース