DeNA・伊藤 「ハマの権田」になる!森保ジャパン守護神のように鉄壁キャッチャー目指す

[ 2022年12月4日 05:28 ]

DeNA

横浜F・マリノスのシャーレを掲げる伊藤。右は宮市(撮影・島崎忠彦)
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 鉄壁のディフェンスを誇る「ハマの権田」へ!DeNA・伊藤が日産スタジアムで開催されたJ1横浜とのコラボ企画「I☆YOKOHAMA SERIES」トークショーにFW宮市と参加。日本代表の正GK権田と同じ美容院に通っていることを明かした。

 「権田さんと美容院の担当が一緒で、同じ時間に今季一度お会いした。“キーパーは捕手と同じですね”と言われて。僕も思っていたので(共感して)今、権田さんを熱く応援しています」。キーパーと捕手。ともに失点を防ぐ要職。2人の心は「ファーストコンタクト」で通じ合った。

 権田は強豪のドイツ、スペインを打ち破った立役者。ゴールマウスを必死に守り、2大会連続のベスト16進出に貢献した。一方の伊藤はプロ15年目の今季、4月に左脚の張りを発症。さらに新型コロナにも感染し、40試合の出場にとどまった。

 立て直しを図るオフ。1学年先輩の活躍に刺激を受けた。「権田さんのプレーを見て守り切ることは大変だと感じる。日本に帰ってきたらいろんな話をもっと聞きたい。自分もベイスターズを守っていく」。今季、最も多い74試合で先発マスクをかぶった嶺井がソフトバンクへFA移籍。オリックス時代の14年にゴールデングラブ賞に輝くなど、元来高い守備力で勝負してきた。伊藤の心に「権田魂」は確実に刻み込まれた。(大木 穂高)

 ▼I☆(ラブ)YOKOHAMA SERIES DeNAとJ1横浜の両チーム30周年(DeNAはベイスターズの球団名になってから、横浜はクラブ創設から)を記念したコラボイベント。それぞれの今季リーグ戦の指定された試合で、両チームが共通のユニホームで戦った。DeNAは6月28日からの本拠地阪神3連戦で初めて着用。3連勝し、球団記録の本拠地17連勝の足がかりとなった。横浜は着用した試合で2勝1分けと負けなしだった。

 《「ハマの守護神」康晃6年契約を報告》同イベントではDeNA・山崎と今季限りでFC東京に移籍するFW仲川のトークショーも行われた。日本代表の守護神が権田なら「ハマの守護神」は山崎。今季リーグ制覇した横浜のシャーレを掲げさせてもらった右腕は「優勝はDeNAの中でも話題になった。来年は僕たちも頑張ります」と話した。来季から6年の大型契約を結び、夢だったメジャー挑戦を封印した。「6年間はベイスターズにいます」とあいさつし拍手が送られていた。

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2022年12月4日のニュース