DeNA・知野、悔し涙を笑顔へ。来季「ハマの熱男」宣言!

[ 2022年12月4日 17:38 ]

トークショーでファンとコミュニケーションを取るDeNA知野(左)&蝦名
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 DeNAで4年目を終えた知野直人内野手が4日、横須賀市内で行われたトークショーに参加。終了後、今オフにソフトバンクから巨人に移籍した松田宣浩内野手の自主トレに初参加することを明かした。「今まで桑原さんと(合同自主トレを千葉・館山で)やってきて自分に変化はあったのですが、もう一度変化をと思って。(松田の合同自主トレメンバーの)佐野さん、ザキさん(宮崎)に言ってから、松田さんに言って“お願いします”と。いろいろ刺激があると思います。なので“熱男”になって戻ってきますっ!」。

 知野は今季3月25日の広島との開幕戦で自身初となる「6番・一塁」でスタメン。オープン戦での活躍が評価されての抜てきだったが、その試合でミスを重ね敗戦につながってしまった。

 試合後、ベンチで涙を流す姿は今季DeNAの印象に残る場面の一つ。結局16試合、打率・154、本塁打、打点ともになしの不完全燃焼。秋のフェニックス・リーグも「まったく(ダメ)でした。ちょっと見失っている部分がある」と振り返る。だからこそ変化を求め、お世話になった桑原との自主トレを卒業し「もう一度取り戻したい」と松田塾入門を志願した。

 知野の目標は遊撃手でのフル稼働。だが森、柴田、大和に加え、来季から京田(中日)も遊撃手に加入する。それでも輝きを取り戻すため、超激戦区に挑む覚悟を決めている。「来年はもう5年目。今季の開幕スタメンのことはきっぱりと忘れているというか、自分の中にしまっておく。ここから大きく変わる」。目指すは、松田のようにガッツあふれるプレーでチームに活力を与えること。

 合同自主トレは年明けから福岡県内でスタート。「ハマの熱男」に変ぼうをとげるための知野の戦いは、新春早々スタートする。 (大木 穂高)

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2022年12月4日のニュース