メッツ 千賀獲りへ本腰 右腕デグロムがレンジャーズ移籍で“資金投入”

[ 2022年12月4日 05:29 ]

海外FA権を行使しメジャー移籍を目指すソフトバンク・千賀
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 レンジャーズが2日(日本時間3日)、今オフの移籍市場の目玉だった先発右腕ジェイコブ・デグロム投手(34=メッツからFA)と、5年契約で合意したと発表した。大リーグ公式サイトによれば総額1億8500万ドル(約247億9000万円)の大型契約。6年目の選択権が行使されれば総額2億2200万ドル(約297億4800万円)にのぼる。サイ・ヤング賞2度の剛腕が、大谷を擁するエンゼルスと同地区のレ軍に加入。強力なライバルとなる。

 これを受けて注目されるのがメ軍の動向だ。スポーツ専門局ESPNの看板記者ジェフ・パッサン氏は、ツイッターに「デグロムの残留交渉に用意した年平均最大4000万ドル(約53億6000万円)を(先発投手の)補強に回すことが可能になる」と投稿。候補の一人に、ソフトバンクから海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す千賀を挙げた。

 メ軍は千賀とは既に交渉を行ったが、「デグロム資金」を投入して、さらなる猛アタックが可能に。ジャイアンツなど複数球団による争奪戦に拍車がかかりそうだ。

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2022年12月4日のニュース