DeNA「エビちゃん」蝦名、日本代表・柴崎全力応援、その訳は…。

[ 2022年12月4日 18:14 ]

横須賀市内でトークショーに参加したDeNA蝦名
Photo By スポニチ

 DeNAの蝦名達夫外野手が4日、横須賀市内でトークショーに参加。開催中のサッカーW杯で、強豪ドイツ、スペインを倒して2大会連続16強入りした日本代表のMF柴崎岳を全力応援していることを明かした。支持表明の理由は、ともに青森県出身の同郷ということのみではない。実はそれ以上の「縁」があった。

 「(柴崎の)お兄さんが(蝦名の母校の)青森商業の先生で、結構教えてもらったりしていました。だからつながりがあるんです。商業簿記の先生で、めちゃくちゃ顔が似ているんですよ。柴崎(岳)さんの話題も結構していて“昨日活躍されましたね”とか。簿記の成績?ううん、まあ…、まあまあっす」。

 蝦名の高校時代は7年前。まだ柴崎が18年W杯ロシア大会で大活躍する前の話だが、すでに柴崎は日本代表入りしていたため「郷土の誇り」だった。

 兄・健太郎さんの「教え子」だったこともあり、蝦名は当然ロシア大会も全力応援。柴崎の活躍に「鳥肌が立った」という。今回はまだ予選3試合を通じて出場機会はないが、それでも蝦名は決勝トーナメントでの活躍を願っている。

 青森への郷土愛に満ちた25歳は、今季自己最多61試合に出場。持ち前の長打力と俊足を生かしてブレークした。将来の夢は「トリプルスリー」。だが同学年の救援・伊勢は蝦名以上にブレークした。 「何か伊勢は一緒に食事をしていても、自覚というかベイスターズを背負う選手になってきた気がする。僕も負けていられない」。

 今は柴崎を全力応援。そして来季は夢のトリプルスリーへ向けさらなるキャリアハイを狙う。充実したオフの先に、「エビちゃん」のサクセスストーリーが幕を開く。(大木 穂高)
 

続きを表示

2022年12月4日のニュース