ソフトB・東浜、嶺井加入で相乗効果期待 10年ぶりバッテリーも「彼のおかげでいい成績残せた」 

[ 2022年11月23日 05:00 ]

(左から)今宮、柳田の前でティーショットを放つ東浜(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの東浜巨投手(32)が22日、DeNAから新加入が決まった嶺井博希捕手(31)がV奪回への戦力になると太鼓判を押した。福岡県飯塚市で行われた球団納会ゴルフで取材に応じ、沖縄尚学、亜大でバッテリーを組んだ1学年後輩を人格者と絶賛。新しい風がバッテリー陣のレベルアップにつながることを期待し、自身の来季さらなる飛躍も誓った。

 東浜は嶺井の1学年先輩。DeNAから国内FA(フリーエージェント)権を行使し、ソフトバンク加入が決まった後輩と亜大以来10年ぶりに同じユニホームを着る。東浜は「これも縁。昔から組んでいたキャッチャー」と歓迎した。

 沖縄尚学で2008年の選抜大会で全国制覇を果たすなど、バッテリーとして輝かしい成績を残してきた。東浜が一目置いているのは優れた人柄だ。「小学校からずっとキャプテンやってきている選手。彼のおかげで僕は高校、大学といい成績を残せた。僕より全然できた人です」と貴重な戦力になるとお墨付きを与えた。

 チームでは甲斐が正捕手として君臨しているが、嶺井の加入が相乗効果をもたらすと期待している。「10年、彼とは組んでいない。拓也(甲斐)と組んできた。嶺井も他球団で培ってきたものがある。それがうまいことかみ合えば」と話した。

 自身は今季23試合に登板して10勝6敗、防御率3・11の成績を残したが「満足いく数字は一つもなかった」と振り返った。課題にあげたのは投球回数。「規定(投球回)に乗れなかったのは一番悔しかった。もっと長い回を任せてもらえる投球をしないと」。オフに入ってからは動作解析でのフォームの再点検を行っている。進化した姿で嶺井と久しぶりにコンビを組みたいというのが東浜の思いだ。再びバッテリーとして支え合う日をイメージし、「全力を尽くして投げるだけだと思う」と語った。

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2022年11月23日のニュース