松永怜一さんを偲ぶ会 田淵幸一氏が弔辞「私の人生の最初の師であり、今日あるのも監督のおかげです」

[ 2022年11月23日 16:24 ]

「松永怜一さんをしのぶ会」に参列した教え子の(左から)山本浩二氏、田淵幸一氏、江本孟紀氏
Photo By スポニチ

 法大野球部元監督で、今年5月12日に老衰のため死去した松永怜一氏(享年90)を偲(しの)ぶ会が23日、東京・港区の東京プリンスホテルで営まれ、約230人が参列した。

 法大野球部OB会会長の山中正竹氏(75)が同会の実行委員長として挨拶。「現場主義を貫き妥協を許さない厳しいノックは、松永さんの指導を表す真骨頂でした」と故人の思い出をしのんだ。

 法政一高、法大で指導を受けた田淵幸一氏(76=スポニチ評論家)は弔辞で「私の人生の最初の師であり、今日あるのも監督のおかげです。お疲れ様でした」と恩師を悼んだ。広島や13年WBC日本代表監督を務めた同期の山本浩二氏(76)も弔辞で続く。「下級生時は倒れても水をかけられノックを受けたけど、鍛えられた日々が後のプロ野球の原点になりました。監督になっても多くの助言をいただきました」と金メダルに輝いた84年ロサンゼルス五輪日本代表監督としての金言に感謝していた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月23日のニュース