中日・根尾、先発ローテ入り目標にオフは米国トレ敢行 550万円増でサイン

[ 2022年11月23日 05:00 ]

契約を更改して会見に臨む根尾
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 中日の根尾昂投手(22)は22日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、550万円増の推定年俸1850万円で更改した。4年目の今季は外野手としてスタートし6月の交流戦明けから本格的に投手に転向。25試合に登板して1ホールド、防御率3.41だった。シーズン最終戦の10月2日の広島戦では初先発も経験した。打撃は49試合出場で打率.200、4打点だった。

 会見では「(投手と野手を)合算して評価していただいた。(投手として)技術不足を痛感したり多くの課題が見つかった1年だった」と振り返った。球団からは背番号の変更を打診されたものの来季も「7」でプレーすることも決まった。12月にはエンゼルス・大谷も通う米国シアトルの施設でトレーニングを行う予定。すでに寮を出て1人暮らしを始めているが「先発ローテーションに入ることが目標」と投手としても独り立ちを目指す。

 ○…最近、打者で入団しながら投手に転向し勝利を挙げたのは(年度は初勝利年)、97年ペルドモ(広)、00年嘉勢敏弘(オ)、01年今村文昭(オ)、02年萩原淳(オ)、19年張奕(オ)らがいる。根尾(中)が勝つとセではペルドモ以来になる。また、各投手の初勝利年齢を見ると最年少は今村の23歳8カ月。根尾は来季閉幕時の年齢が23歳5カ月となっており、来季勝てば近年、野手から転向した投手の中では最年少初勝利となるがどうか。

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2022年11月23日のニュース