エンゼルス メジャー通算157発のレンフローを獲得 GMが会見「攻守両面で上質な選手」

[ 2022年11月23日 14:16 ]

ハンター・レンフロー(ロイター)

 大谷翔平選手(28)が所属するエンゼルスは22日(日本時間23日)、トレードでブルワーズからハンター・レンフロー外野手(30)を獲得したと発表した。右腕ジャンソン・ジャンク、エルビス・ペゲロ、左腕アダム・セミナリスという3人のマイナー投手との交換。メジャー通算157本塁打のレンフローは、昨季、ブルワーズで打率.255、29本塁打、72打点を残していた。

 この日、ペリー・ミナシアンGMがリモート会見を行い、「(レンフローは)何年も活躍してきた生産的なプレイヤーで、守備もよく、攻守両面で上質な選手だ。このチームにフィットする」とトレードに動いた理由を説明。このままいけば、マイク・トラウト外野手(31)、テイラー・ウォード外野手(28)と外野陣の軸を構成することになりそうだ。

 今オフのエンゼルスはすでに昨季15勝を挙げた左腕タイラー・アンダーソン投手(32)をFAで、通算62本塁打のパワーと好守を兼備したジョバンニ・ウルシェラ内野手(31)をトレードで獲得。ここでレンフロー獲得でさらに戦力強化を果たし、ミナシアンGMは「エキサイトしているよ。オーナーシップは補強を許してくれている」と手応えを感じている様子だった。ミナシアンGMは「まだ向上を模索し続ける」とも話し、トラウト、大谷といったスーパースターを擁しながらもなかなか勝利に恵まれないチームをさらに戦力アップさせる意気込みを示した。

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2022年11月23日のニュース