エンゼルス 内野の名手・ウルシェラ移籍会見「どこでも必要とされるポジションを守れる」

[ 2022年11月22日 09:23 ]

リモート会見でエンゼルスを取材する報道陣に対応するジョバンニ・ウルシェラ内野手
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 大谷翔平選手(28)が所属するエンゼルスへの入団が決まったジョバンニ・ウルシェラ内野手(31)が21日(日本時間22日)、リモート会見に応じ、「トレードを聞いた時はエキサイトした。新しい機会だ」と移籍の意気込みを語った。

 2019年から21年はヤンキースでプレーしたウルシェラ。昨季はツインズの一員として144試合に出場し、打率.285、13本塁打、64打点を記録。今月18日(日本時間19日)、1Aのアレハンドラ・ヒダルゴ投手(19)との交換でエンゼルス入りが決まった。フィル・ネビン監督とは、ネビンがヤンキース三塁コーチ、ウルシェラがヤンキースの三塁手だった時代からの馴染みで「フィルはいい人。トレードが決まったあとすぐに電話をくれたよ」と笑顔で語った。

 内野陣の強化を目論むエンゼルスではユーティリティー野手として起用される方向。ウルシェラも「遊撃、二塁、一塁、三塁でも、どこでも必要とされるポジションを守れる」と述べた。通算62本塁打の打力だけではなく、守備の良さでも定評があるだけに、大谷をはじめとするエンゼルスの投手陣をフィールディングで助けることが期待される。コロンビア出身のウルシェラは来春、ワールド・ベースボール・クラシックにも母国代表での出場も希望しているという。

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2022年11月22日のニュース