秋季キャンプで台頭した阪神・木浪、500万円減で契約更改「ラストチャンスという強い思いがある」

[ 2022年11月22日 14:48 ]

契約更改を終え会見に臨む木浪
Photo By 代表撮影

 阪神の木浪聖也内野手(28)が22日、西宮市内の球団事務所で契約交渉に臨み、500万円ダウンの2100万円でサインした。(金額は推定)

 今季は1軍出場41試合、シーズン19安打でともにプロ4年目でワースト。「もちろん減りました」と覚悟していたダウンだった。

 だが、岡田監督の復帰で希望が見えている。二遊間を重視する守りの野球の徹底を打ち出した指揮官の目に止まったのが木浪の存在だった。高知・安芸での秋季キャンプで、中野の二塁へのコンバートを決断。代わって遊撃レギュラーの候補に躍り出た形になった。

 岡田監督が「木浪の肩があんなにええとは思わなかった。イキイキしとるな」と守備力を認める中、遊撃は小幡との争いに現時点では絞られた格好だ。「球団からも来年はチャンスだから、それをモノにするように、と話があった。自分の中でもラストチャンスという強い思いがある」と木浪は開幕スタメンに照準を合わせた。

 また今季1軍登板がなかった二保旭投手(32)は減額制限いっぱいとなる675万円ダウンの2025万円でサインした。

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2022年11月22日のニュース