ヤクルト小沢、500万円増の1100万円で更改　来季目標は「開幕ローテ」

契約更改後の会見で、来シーズンの目標を書き入れた色紙を持つヤクルト・小沢怜史（代表撮影）
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　ヤクルト・小沢怜史投手（24）が22日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円アップの年俸1100万円でサインした（金額は推定）。

　ソフトバンクを戦力外となり、20年オフに育成契約で入団した右腕は、昨年9月に横手投げに転向して今年6月に支配下登録。同26日の巨人戦に2番手で登板し4回2失点と結果を残して、先発のチャンスが巡ってくると、7月3日のDeNA戦で5回3失点と好投してプロ初勝利。「チャンスをいただいたなかで、自分なりにある程度ものにはできた」と10試合に登板して2勝1敗、防御率4・11の成績を残した。

　色紙に「開幕ローテ」と来季の目標をしたため、「（球団から）来年も先発で考えているって言っていただいた。やっぱりサイドスローというのが、他の人とは違うところ。自分の長所をもっと出していけるようにしたい」と抱負。背番号も70から45に変更される24歳は「投げる体力がない。二回り目で打たれる場面が多かった。改善できるようにやっていきたい」とウエートトレーニングを増やして先発ローテーション定着を狙う。