お帰りサンタナ! セV決定試合で負傷も復帰即「完璧」バックスクリーン弾! 3打点で“お役御免”

[ 2022年10月12日 20:18 ]

セCSファイナルステージ第1戦   ヤクルト―阪神 ( 2022年10月12日    神宮 )

<ヤ・神>6回、サンタナが2ランを放つ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(30=ドミニカ共和国)が12日に出場選手登録され、同日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦・阪神戦(神宮)に「7番・右翼」で即先発出場。6回にバックスクリーンへ飛び込む1号2ランを放った。

 直前に先発右腕・小川が初失点し、5―1で迎えた6回だった。先頭の中村が相手3番手右腕・加治屋から右前打を放ち、無死一塁の第3打席だ。加治屋が投じた初球。内角低めの148キロ直球を捉えると、打球はバックスクリーンに吸い込まれた。マウンドでぼう然とする加治屋とは対照的に笑顔でベンチに凱旋。初回に先制3ランを放っている“相棒”オスナと歓喜のパフォーマンスを見せ喜びを爆発させた。

 3回の第2打席では1死三塁で中犠飛。チームの5点目を挙げている。これで3打点となり“お役御免”で7回から丸山和が右翼の守備に入った。

 サンタナは9月25日に行われたDeNA戦(神宮)の8回、右翼守備中に股関節付近を気にする仕草を見せて負傷交代。代わってイニング途中で守備に入ったドラフト2位ルーキーの丸山和が0―0で迎えた9回、1死二塁で相手3番手左腕・エスコバーから左中間にはじき返すサヨナラ二塁打を放ち、ヤクルトが1―0で勝って2年連続9度目の優勝を決めていた。優勝決定試合で新人がサヨナラ打を放つのは史上初の快挙。サンタナは同27日に登録抹消となっていた。

 ▼サンタナ 打ったのはストレートです。点を取られた直後だったので流れを渡さないためにもすぐに取り返したかった。完璧に打つことができました。

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