阪神・西勇、4回5失点…“村上後”オスナに3ランの落とし穴 実戦登板は約1カ月ぶり

[ 2022年10月12日 19:41 ]

セCSファイナルステージ第1戦   阪神―ヤクルト ( 2022年10月12日    神宮 )

セCSファイナル<ヤ・神>初回、オスナに3ランを打たれ村上の生還を見る西勇(撮影・篠原岳夫)
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 満を持して上がったマウンドでまさかの結果だ。先発した阪神・西勇は初回に3失点するなど4回5安打5失点で降板。ヤクルト打線に飲み込まれ、大事な初戦で役割を果たせなかった。

 “村上後”に落とし穴が待っていた。初回、2死から山田に死球を献上し迎えたシーズン56本塁打の村上。丁寧にコーナー、高低を攻めフルカウントから8球目が外れて四球となって一、二塁とピンチを背負った。ここでオスナに2ボールからのシュートを仕留められ、左翼へ先制3ランを被弾。2回も山崎の適時打で1点を失った。続投した3回も先頭のオスナに右中間へ二塁打を浴びるなど1死三塁とされサンタナに中犠飛。立ち直りを信じるベンチの思惑とは裏腹に点差を広げられていった。

 西勇は、ファーストステージは登板せず、チームのファイナル突破を信じてこの一戦にスタンバイ。シート打撃での登板こそあったが、実戦は9月17日の巨人戦以来、1カ月ぶりだった。

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