DeNA ハマスタ15連勝で首位ヤに5ゲーム差!三浦監督「ファンの声援のおかげ」嶺井が満塁一掃逆転打

[ 2022年8月19日 21:18 ]

セ・リーグ   DeNA8ー3広島 ( 2022年8月19日    横浜 )

<D・広>4回、走者一掃の逆転適時二塁打を放つ嶺井(撮影・久冨木 修)    
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 DeNAは19日、広島と対戦。嶺井の満塁一掃二塁打で逆転勝ち、横浜スタジアムでは15連勝。首位ヤクルトが敗れたため、ゲーム差は5になった。

 本拠地ファンの後押しを受け、最高のムードで首位ヤクルトを追う番長DeNA。今季ここまで5勝12敗と大きく負け越す広島との3連戦。初戦必勝へ、ここまでチーム最多9勝の大貫が先発した。

 2回、先頭の4番・牧は3球目の高めストレートを叩くと、打球は右中間スタンドへ飛び込む18号ソロ。1カ月ぶりの一発で先制した。

 しかし4回、大貫はマクブルームの三ゴロの間に同点。さらに坂倉に右翼ポール際へ勝ち越し弾を浴びた。

 だが、ハマスタでは全く負ける気がしないのが今のDeNA。1-2の4回裏、3番・佐野の二塁打からつくった2死満塁の好機。8番・嶺井は2球ファウルで追い込まれた3球目。内角低めに沈むチェンジアップに膝を曲げ、引き付けて、食らいついた。打球は、左中間を深々と破る逆転3点二塁打となった。広島に勝ち越された直後の逆転劇。少し静まっていたハマスタが、再びお祭りモードになった。

 3-4と1点差に追い上げられた6回。5番宮崎が3球目の内角高めストレートを芸術的なバットさばきで左翼上段へ7号ソロ。再び2点差に突き放した。

 8回にはソトが試合を決定づける13号3ランを放った。

 大貫は5回1/3を3失点も、2年ぶり2度目の10勝目。球団の右投手では、7度記録した三浦大輔監督以来の複数回2桁勝利をマークした。

 ▼嶺井 柴田のフォアボールがいい流れを持ってきてくれたので、その流れに乗っかって、どんどん振っていこうと思いました。積極的にいっていい結果になってよかった。(低めのチェンジアップは狙ってたか?)そんな技術があれば、もっともっと打っていると思います、はい。

 ▼三浦監督 大貫は調子自体は良くなかったけど、要所要所でしっかり投げてくれていた。6回は球が浮きだしてきたので、あそこは救援陣に任せた。シーズンずっとローテ守ってくれているし、夏場でも安定した投球を見せてくれている。まだまだ通過点。11勝目指して頑張ってもらいたい。(ハマスタ15連勝は)ファンの声援のおかげです。

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