巨人4連敗!再び借金5&単独5位転落 今季9度目零敗、うち4度が阪神戦 山崎伊好投もアクシデント

[ 2022年8月19日 20:49 ]

セ・リーグ   巨人0―4阪神 ( 2022年8月19日    東京D )

<巨・神>ベンチの原監督。手前は7回、治療のためベンチへと引き揚げる山崎伊(撮影・河野 光希)
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 巨人は阪神との伝統の一戦でわずか3安打に抑えられ、今季6度目の4連敗。4カード連続で初戦を落として借金が再び5とふくらみ、単独5位に転落した。巨人の零敗は今季9度目で、そのうち阪神戦はカード別最多の4度目となった。

 後半戦に入ってから2連勝中だった先発右腕・山崎伊が6回まで散発2安打無失点と好投。だが、打線がそんな2年目右腕を援護できない。相手先発右腕・西勇に5回2死まで無安打に封じられ、16人目の打者となった大城が一塁手・大山のグラブを弾いて右前へ抜けるチーム初安打をマークするも二塁まで進めない。西勇には7月13日の甲子園でも8回零封されており、この日も無情なゼロ行進が続いた。

 すると、0―0のまま迎えた7回だった。山崎伊が先頭のロハス・ジュニアに初球カーブを左翼線二塁打とされて無死二塁のピンチを背負うと、続く佐藤輝への2球目が大きく外角へ外れ、ここで指先を気にするアクシデントにより緊急降板。今村が佐藤輝に中前適時打を許して先制された。

 8回には4番手左腕・クロールが佐藤輝の2点適時三塁打と暴投で3点失い、4点差。0―4で迎えた8回には大城がチーム&自身2安打目となる左越え二塁打を放って43年ぶりとなるシーズン3度目の1安打零敗は免れたものの、最後まで得点を挙げることはできなかった。巨人は今季、西勇に2戦2敗、17イニング無得点となっている。

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