ダル力投報われず　今季最長8回1/3も3連敗「毎回援護がなかったとしても、文句はまったくない」

[ 2022年8月19日 15:47 ]

ナ・リーグパドレス1－3ナショナルズ（ 2022年8月19日サンディエゴ）

　パドレスのダルビッシュ有投手（36）は18日（日本時間19日）のナショナルズ戦に先発し、8回1/3を5安打3失点。今季最長イニングの力投も報われず、自身3連敗で7敗目（10勝）を喫した。試合後、ダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。

　――今日の状態は

　「全体的には良かったです」

　――球数を抑え長いイニングを投げられた要因は

　「試合終わったばかりであんまりよくわからないですね」

　――9回に行くところは監督と話はあったのか

　「大丈夫か？と言われたので全然大丈夫と言いましたけど」

　――惜しい試合。悔しさもあると思うが

　「負けたんで何も言うことはないです」

　――カットは空振りもとれ、ゴロも打たせ効果的だった

　「カットは良かったです。この期間、この2日間くらい新しいグリップにして、ブルペン投げたりキャッチボールでもやっていたので、今日は左バッターにはホームランとヒットを打たれましたけど、右バッターに対してはすごく満足がいくカットボールが投げられたと思います」

　――中4日での登板は

　「今年から中4日は完全に抜くようにしているので、今まではトレーニングをしっかりやって、いろいろちゃんとやってという感じだったんですけど、中4日になるとブルペン投げなかったり、今回は投げたんですけど、トレーニングほぼしなかったりとかするので、体は全然大丈夫です」

　――1週間で2度同じ相手というのは難しいか

　「自分としては勉強をそんなにそこまでしなくていいので、そこに時間を取られることがないから、今回は自分の調整であったり勉強した上で前回どういうふうに攻めてどういうふうに打たれたのかがあったので、そこから組み立てることができるので、自分としてはそんなに難しくはなかったです」

　――今季は集中力が維持できている要因は

　「やっぱり年齢ですかね、年齢。後がないので。体はすごい元気なので、25、26歳ときよりも今の方が回復が早く感じたりするんですけど、自分はそう感じていてもなかなか球団の人とかはそう見てくれないので、先が見えてきているからこそ1日1日を大事に幸せに感じるようになっている。そこだと思います」

　――36歳初登板、今までと違いは

　「ないです。何もないですけど、昨日も帰ってきて家族がハッピーバースデー歌ってくれたりして、いい時間を過ごせました」

　――味方の援護がないことは

　「いつも言うんですけど、打撃の援護に関してはまったく何も思わないですね。みんなトライして自分の数字のためにもやっているし、自分も打席に立って難しさもわかっていますし、毎回もし援護がなかったとしてもそこに文句は自分はまったくないです」