阪神・西勇が9回3安打完封で今季9勝目　4位に並ぶ巨人相手に圧巻の投球　

セ・リーグ   阪神4―0巨人 （ 2022年8月19日    東京D ）

＜巨・神＞完封した西勇（撮影・平嶋　理子）
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　阪神の先発・西勇は4位に並ぶ宿敵巨人を相手に3安打完封と圧巻の投球で今季9勝目を挙げた。

　制球力が光った。初回2死から四球で丸を歩かせるも、落ち着いた投球で中田を見逃し三振と好発進。2回以降はシュートやチェンジアップなど変化球を両コーナーに集め、テンポよく打者を打ち取った。

　5回は2死から大城にこの日初めての安打となる右前打を許したが、続く松原を二ゴロで退けた。1点の援護を受けた7回は2死一塁から岡本和を116キロカーブで空振り三振に仕留めてガッツポーズ。8回1死一、二塁のピンチを脱すると、9回も無失点で試合を締めた。

　7月13日の同戦でも8回4安打無失点の好投で勝利投手。2試合計17イニングを無失点で、4月5日のDeNA戦以来となる完封勝利を達成した。