ブルージェイズ雄星 メジャー初の救援登板 ヤンキース戦で1回無失点

[ 2022年8月19日 11:24 ]

メジャー初のリリーフ登板を果たしたブルージェイズ菊池(AP)
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 先発から中継ぎに配置転換したブルージェイズの菊池雄星投手(31)が18日(日本時間19日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦でメジャー初のリリーフ登板を果たした。

 9-2とリードした8回裏、3番手として登場した菊池は1イニングを投げ、1安打1四球無失点2奪三振。先頭のリゾーをストレートの四球で歩かせ、ドナルドソンに中前打を許したものの、続くベニンテンディを空振り三振、トーレスを右飛、カブレラを空振り三振に抑えた。

 17球中10球がストライクで、速球の最速は約156キロ。メジャー通算91戦目でこれが初のリリーフ登板だった菊池の防御率は5.18となっている。ブルージェイズはそのまま9-2で勝利した。

 先発の一角として期待され、今季からブルージェイズに加わった菊池だったが、この日まで20戦の先発機会で4勝7敗、防御率5.25と不振。15日(同16日)のオリオールズ戦に先発後にブルペン行きとなった。

 この日の試合前、「先発で求められてこのチームに来ているわけだから、そのポジションで1年間通せなかったというのには悔しさもある。ただ、監督も言っていたが、中継ぎに回ることで何か気づくこともあるだろうし、(チーム内に)左が誰もいないので、中継ぎの左ピッチャーの戦力として必要だからということは言ってもらえたので、とにかくその気持ちに応えたい」と語っていた。

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