【甲子園】明秀日立 左右両輪小刻み継投も通じず…連続押し出し四球、勝ち越し犠飛許す

[ 2022年8月15日 11:37 ]

第104回全国高校野球選手権第10日・3回戦   明秀日立―仙台育英 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<仙台育英・明秀日立>7回1死満塁、仙台育英・岩崎に勝ち越しの中犠飛を浴びた明秀日立・猪俣(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 春夏連続出場で、夏は初出場の明秀日立(茨城)が3年ぶり29回目出場の仙台育英(宮城)と対戦し、4―5で敗戦。プロ注目の左右2投手の小刻み継投も最後までは通じず、春夏通じて初の8強入りはならなかった。

 プロ注目の左腕・石川ケニー主将(3年)が先発。2点リードの4回に1死一、三塁のピンチを招くと、同じくプロ注目の右腕・猪俣駿太(3年)が2番手としてマウンドへ。猪俣は代打・岩崎に中前打を許したが、リードを保ったままこの回を終えた。3-2の5回2死二塁で左打者を迎えた場面では、石川が再び右翼の守備位置からマウンドへ向かい、ニゴロに抑えてピンチを脱した。さらに4-2の6回2死一、二塁では右打者の森に対し、猪俣がマウンドへ。中飛に封じて、ピンチをしのいだ。

 しかし、7回無死満塁で代わった石川は、空振り三振を奪い1死を取ったが、次打者に押し出し四球で1点差。ここで代わった猪俣も押し出し四球で同点とされ、さらに中犠飛で勝ち越しを許し、結果的には継投が裏目に出た格好になった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月15日のニュース