横浜 2年連続2回戦敗退…杉山粘投届かずナイン号泣 村田監督「もっと打たないと」

[ 2022年8月15日 04:01 ]

第104回全国高校野球選手権大会第9日・2回戦   横浜2―3聖光学院 ( 2022年8月14日    甲子園 )

<聖光学院・横浜>聖光学院に敗れ、スタンドにあいさつした後、うつむいたままの横浜・玉城主将(撮影・佐久間 琴子)
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 昨夏に続く2回戦敗退に、横浜ナインの涙は止まらなかった。

 1回戦で2失点完投の左腕・杉山遥希(2年)は、7回2/3を投げて11安打で3失点。だが、打線が5安打で2得点と1点が届かなかった。村田浩明監督は「もっと打たないと甲子園で勝てないと思い知らされました」と絞り出した。

 優勝した98年の小山良男主将(現中日スカウト)以来、24年ぶりに開会式の選手宣誓を務めた捕手の玉城主将(3年)は無安打。「夏の思い出になりましたけど、横浜高校のユニホームを着ている以上は甲子園で勝たないと意味がないと思っている」と号泣した。

 杉山や遊撃手・緒方漣ら主力は2年生。玉城は「自分を超えてチームを引っ張っていける選手になってほしい」と期待した。(柳内 遼平)

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