日本ハム万波「もう迷いないですから!」ビッグボスの期待に応えた!2カ月ぶり一発は千金同点11号2ラン

[ 2022年8月4日 20:52 ]

パリーグ   日本ハムーソフトバンク ( 2022年8月4日    札幌D )

<日・ソ>5回、同点2ランを放ちベンチの選手らとタッチを交わす万波(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハム・万波中正外野手(22)が4日のソフトバンク戦(札幌D)に「2番・右翼」でスタメン出場。1-3の5回2死、左翼席に約2カ月ぶりの11号2ランを放った。 1球速報

 「もう迷いないですから!」

 4回までソフトバンク先発・レイの前にノーヒットだった日本ハム打線。5回、7番・佐藤がチーム初ヒットを放つと、8番・梅林もしぶとく続いた。9番中島がきっちり犠打を決め、1番清宮の内野ゴロの間にまず1点。二塁に走者を残し、2番・万波が6月3日阪神戦以来となる同点11号を放った。

 前夜は清宮の2発で勝った日本ハム。この日の主役は万波だった。ビッグボス野球の象徴として、5月までに本塁打は8本を数えた。だが、6月に29打席無安打を記録し、新庄監督は「迷いがある人はいらない」と2軍落ち指令。そして1軍復帰後の7月30日の楽天戦では守備のミスで懲罰交代も経験した。

 苦境を乗り越え、豪快な放物線を描いた期待の22歳。ベンチで出迎えるビッグボスの目は優しかった。

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