大谷翔平 右前腕けいれんで途中交代「つったような状態に」連続フル出場は37試合でストップ

[ 2022年8月4日 14:28 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―3アスレチックス ( 2022年8月3日    アナハイム )

<エンゼルスxアスレチックス> 降板後、ベンチで厳しい表情の大谷(撮影・大森  寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は3日(日本時間4日)、本拠地エンゼルスタジアムでのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」で今季18度目の投打同時出場。右前腕のけいれんのため、7回の打席で代打を送られて途中交代となり、6月18日(同19日)のマリナーズ戦から続いてきた連続フル出場試合は37でストップした。代打を送られたのは5月26日のブルージェイズ戦以来、今季3度目で、過去2度はいずれも故障だった。エ軍は1―3で敗れた。

 大谷は試合後、途中交代について、降板後に右前腕がつったようになったと言い、「足がつりそうな感じと一緒。中(ベンチ裏)で打とうとした時につりそうになった。いけそうではありましたけど大事を取って。降板して次の打席に向けた準備の中で」と説明した。

 投げては勝ち越し2ランを被弾し、6回途中3失点で、7敗目を喫した。5回2/3、99球を投げ、7安打3失点(自責2)、7奪三振だった。登板試合の3連敗は日米を通じ自身ワーストで、またも、1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる同一シーズン「2桁本塁打&2桁勝利」は持ち越しとなり、連続試合2桁奪三振も「6」でストップ。打っては、3打数無安打初回の第1打席はア軍の先発右腕カプリーリアンの前に空振り三振、3回1死二、三塁の第2打席は三直、5回1死二塁の第3打席は遊ゴロで、7回2死の場面で代打を送られて試合を退いた。代打を送られたのは5月26日のブルージェイズ戦以来、今季3度目で、過去2度はいずれも故障だった。

 前回登板の7月28日(同29日)のレンジャーズ戦では「1番・投手兼DH」で先発。6回を投げ、6試合連続2桁三振となる11三振を奪い、8安打2失点と好投したが、打線の援護なく6敗目を喫していた。

 これで通算成績は、投手は18試合で9勝7敗、防御率2・83、打者は101試合で375打数95安打、打率・253、22本塁打、62打点、11盗塁となった。

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