ソフトバンク ドローで今季初の3位転落、3点リード追いつかれ11回好機には代打送れず

[ 2022年8月4日 23:40 ]

パリーグ   ソフトバンク3ー3日本ハム ( 2022年8月4日    札幌D )

<日・ソ>引き分けに終わり、選手を迎える藤本監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは延長12回3―3で今季2度目の引き分け。今季初めて3位に転落した。周東の先頭打者弾などで序盤に3点をリードしたが、5回に万波の2ランなどで追い付かれ、そのままスコアは動かず約5時間の熱闘が終わった。

 コロナ禍やケガで厳しい状況の中の総力戦。ベンチで残った野手は今宮と黒瀬だけだった。

 藤本監督は「野村勇は調子悪かったけど、代打がいないんですよ。内野守れるのがいない。今宮が出られないですから」。4打席連続三振の野村勇に、延長11回の1死一塁の場面でも代打を送れなかった。

 脚の状態が悪い今宮については試合前から、出場できるまで4~5日かかる見込みだった。それでも、コロナ陽性者が相次ぎ、2軍から上げる内野手もいない。「川原田も高田もみんなコロナやからね…」。抹消すれば10日かかるため、今宮は出られなくてもベンチに入れざるをえない。

 投手についも、千賀が新型コロナに感染したことを球団が発表し、「緊急事態を通り越している」と嘆く指揮官。この試合では先発のレイを含め9投手をつぎ込んだ。原則として3連投を避けてきた中継ぎにも「3連投もあると思ってやってもらわないと」と、非常事態で解禁する方針だ。

続きを表示

2022年8月4日のニュース