日本ハム・上原「物凄く気合が入った。全く寝られなかった」ソフトB・東浜との沖縄対決制し3勝目

[ 2022年8月4日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム5―1ソフトバンク ( 2022年8月3日    札幌D )

<日・ソ>8回、上原(左)とベンチに下がる梅林(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・上原が8回3安打無失点と快投して今季3勝目を挙げた。同じ沖縄県うるま市出身のソフトバンク・東浜との投げ合い。前回投げ合った20年9月17日の札幌ドームでは0―0の9回に決勝点を許して負け投手になっており「もう一回チャンスが巡ってきて物凄く気合が入った。気合を入れたら(前夜は)全く寝られなかった」と振り返った。

 上原にとって、3学年上の東浜は「小さい頃から一方的に知っていた」という憧れの存在。互いの実家は車で20分以内の距離で、沖縄尚学時代の08年に選抜で優勝するなど華々しい右腕の背中を追ってきた。再戦の機会を得て「一イニングごと力を出し切り、いけるところまでいこうと思った」と腕を振った。

 5月末から6試合に先発。6月1日の広島戦、同8日のDeNA戦と連勝した後に3連敗し、2軍での再調整に回っていた。対右打者に比べて被打率が高い左打者をどう抑えるかにフォーカスして試行錯誤し、この日は柳田を3打席凡退とぴしゃり。「どうやったら1軍で通用するかを凄く考えて練習してきた」と胸を張った。

 1軍復帰戦で新庄監督にアピール成功したが「次が大事」と言い切る。「最後まで戦力として投げられるように頑張る」と気合を入れた。

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