ソフトB・石川“勝負の8月”先陣!ハム清宮を警戒「しっかりと丁寧に勝負する」

[ 2022年8月2日 04:45 ]

キャッチボールで調整するソフトバンク・石川(球団提供)              
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 ソフトバンクは2日から日本ハムと3連戦を行う。26試合が組まれている勝負の8月の先陣を託されたのは石川だ。この日は旭川スタルヒン球場で調整し、オンラインで対応。「週頭でしっかり勝ちに結びつく投球をして、期待に応えられるように投げるだけ。戦う覚悟、強い気持ちを持つことを後半戦は大事にしたい」と力を込めた。

 今季の日本ハム戦は2戦2敗、防御率7・84と苦しみ、チームもリーグワースト18本塁打を浴びるなど7勝8敗と負け越している。「何回も何回もやられているイメージがある。それを払拭するためには良いチャンス。相手にも悪いイメージを付けられたら」とリベンジに燃えている。

 注意する打者には球宴第1戦でサヨナラ本塁打を放った清宮を挙げた。テレビ観戦していた石川は「対決することを分かって見ていたので嫌だなと。9回にあんなホームランを打てるのは気になる。そこがキーになってくると思う」と警戒していた。今季の対決は4打数2安打で安打2本はいずれも長打。「一発のある打者。本当にしっかりと丁寧に勝負する」と気を引き締めた。

 先発の軸として期待されながら前半戦は3勝止まりだった。「もっとこうしようとかする時期ではない。日本シリーズや最後の戦いみたいな終盤戦モード。全力疾走で走り切る気持ち」と石川。首位・西武とは0・5ゲーム差。8月初戦で最高のスタートを決めてみせる。(福井 亮太)

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2022年8月2日のニュース