巨人守護神の大勢らの復帰は? 桑田コーチ「慌てることなく、着実に階段をのぼりながら復帰して」

[ 2022年8月2日 21:27 ]

セ・リーグ   巨人3─6阪神 ( 2022年8月2日    東京D )

<巨・神>7回、マウンド上のメルセデス(中央)の元へ向かい、声をかける桑田投手チーフコーチ(撮影・河野 光希)
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 コロナ禍で活動停止となっていた巨人が2日、阪神戦(東京ドーム)で13日ぶりの試合再開となったが、3─6の逆転負けで3連敗となった。7月19日以降、支配下選手41人を含む計84人の新型コロナ感染者を出し、同20日のヤクルト戦を最後に試合は計6試合延期となっていたが、再開初戦を白星で飾ることはできなかった。

 先発のメルセデスは7回途中を6安打4失点(自責3)と粘ったが4敗目を喫した。メルセデスは「調子は悪くなかったですけれど要所で失投があって悔しかったです。もっと長いイニングを投げたかったですしチームに申し訳ないです」と語った。また、投手陣では守護神の大勢ら勝ちパターンの投手の出場選手登録が見送られ、1点ビハインドの9回には、桜井が2失点して突き放された。

 桑田真澄チーフコーチ(54)と報道陣のやりとりは以下の通り。
 ──メルセデスは。
 「非常に良かったと思う。浮いたところ、不運な詰まった当たりもヒットになったけど、そこだけですよね。全体的にテンポも良くて直球にも力があった。ナイスピッチングだったと思います」

 ─―2回の大山の本塁打など、甘い球もあった。
 「勝負球が甘く入って打たれたのと、カウント有利、ワンストライクから高めに浮いた変化球を安打されたり、そのへんはもったいなかった。でも失投をしない投手はいないので、その後は粘って投げていた。もう少し投げさせてあげたかったなと思っているんですけど、早くCCに勝ちをつけてあげたい」

 ──勝ちパターンの投手が復帰できていない。
 「チーム的にはピンチだが、逆に今、投げられる投手はチャンス」

 ──練習には大勢、平内らの姿があった。
 「非常に順調に立ち上がってきている。慌てることなく、着実に階段をのぼりながら復帰してもらいたいなと思っています」

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2022年8月2日のニュース