巨人は逆転負けで3連敗 4安打で13日ぶりの試合白星で飾れず 阪神の次は首位ヤクルト戦…続く試練

[ 2022年8月2日 20:44 ]

セ・リーグ   巨人3─6阪神 ( 2022年8月2日    東京D )

<巨・神>6回、凡退して悔しがる岡本和 (撮影・白鳥 佳樹)
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 コロナ禍で活動停止となっていた巨人が2日、阪神戦(東京ドーム)で13日ぶりの試合再開となったが、3─6の逆転負けで3連敗となった。7月19日以降、支配下選手41人を含む計84人の新型コロナ感染者を出し、同20日のヤクルト戦を最後に試合は計6試合延期となっていたが、再開初戦を白星で飾ることはできなかった。

 3回まで青柳にパーフェクトに抑えられていた打線が、2点を追う4回につながった。先頭の吉川が死球で出塁。続く重信が中前打でつないで無死一、三塁とすると、丸が初球を右前に運んで1点差とした。さらに無死一、三塁で岡本和がフルカウントから見逃し三振となったが、この場面で一塁走者の丸がスタートを切り、一、二塁間に挟まれる形に。そこから三塁走者の重信が飛び出し、今度は三本間に挟まれたが、捕手の梅野の送球を三塁の佐藤輝が捕球できず、重信が生還し同点。さらに、カバーした大山の本塁送球も逸れ、丸が勝ち越しの生還となった。
 
 逆転してもらったメルセデスは前回7月20日から、チーム2試合連続の先発となったが、リードを守ることができなかった。6回1死二塁から佐藤輝に高め直球を左前に運ばれ、同点。さらに7回には1死二、三塁から青柳の代打・北條に中犠飛で勝ち越し点を奪われた。9回には3番手の桜井が梅野に2点右前打されて突き放された。

 打線は7回以降、阪神の継投の前に走者すら出せず。7回途中で6安打4失点(自責3)のメルセデスは6戦連続勝ち星なしの4敗目となった。

 ヤクルトは7月9日に高津監督、山田、青木ら1軍計14人が陽性判定を受け2試合が延期。13日の再開後は4勝9敗と苦しんだ。日本ハムも新庄監督が陽性で欠場した19~24日は1勝4敗。7月に14勝6敗と大きく勝ち越した阪神の後には、5日からはプロ野球新記録の5打席連続本塁打を記録した村上を擁する首位ヤクルト3連戦(神宮)が控えている。

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