阪神・矢野監督 ミスをはね返す勝利に「どんどん勝ってドラマを起こす」と意欲

[ 2022年8月2日 22:00 ]

セ・リーグ   阪神6―3巨人 ( 2022年8月2日    東京D )

<巨・神>インタビュー後、手をあげてスタンドのファンに感謝を伝える矢野監督(撮影・坂田 高浩)
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 ヤクルト戦での村上ショックを吹き飛ばすロード初戦勝利だ。ミスで逆転を許しながらも、粘り強い戦いで青柳に12勝目。代走・熊谷、代打・北條と途中出場の選手が勝利に貢献したことを、矢野監督も高く評価し「どんどん勝ってドラマを起こす」と敵地で力強く宣言した。以下は一問一答。

 ――代わった選手が躍動した。
 「レギュラーだけじゃなくて、あとから行ったメンバーもいい仕事をしてくれましたし。途中ちょっとミスでね、嫌なムードになりましたけど、あのまま負けられないというところで。はい、よくやってくれました」

 ――7回は代走熊谷がナイスラン、代打の北條が犠牲フライで決勝点。
 「控えのメンバーもいつも出たくてウズウズしていますし。自分の仕事がどんなことかっていうのも理解してくれているんでね。そういったところで使う側もいつも思い切って使うことができています」

 ――7回の代走は勝負手で早い気もしたが。
 「いやいやウチの野球はこういう野球なんで。いけるところでいきます」

 ――ベンチの思惑と選手の活躍が一致している。
 「使われる側もどういう意味で使われているかっていうのをよく理解してくれているんでね。そういうところはチーム一丸で戦えていると思います」

 ――長期ロード初戦をいい形で取れた。
 「ミスは改善していかないとだめですけど、そこを盛り返してなんとかアタマを取れたんでね。僕たちは追い掛ける立場なんで、ここからもどんどんいきます」

 ――改めて8月の戦いを。
 「もう僕らはいくしかないんでね。どんどん勝って、ドラマを起こす。そこを全員で信じて戦っていくっていうのは、もうみんな強く思ってくれているんでね。ファンの皆さんにも力をもらって、さらにいきます」

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2022年8月2日のニュース