広島 最下位・中日に2試合連続零敗の“屈辱” 後半戦ロケットスタートに失敗

[ 2022年7月30日 21:22 ]

セ・リーグ   広島0-3中日 ( 2022年7月30日    マツダ )

<広・中>戦況を見つめる佐々岡監督(中央) (撮影・奥 調)
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 広島が30日の中日戦で零封負けを喫した。

 前日は中日先発の高橋宏の前に、8回1死まで無安打に抑えられたが、この日も打線が手こずった。先発・小笠原の前に走者は出すが、好機を広げることができない。

 3回には1死一塁から菊池涼が遊撃への併殺打。4回も2四球で塁を埋めるが、坂倉、長野、小園の3人が三振で逸機。5回の3者凡退以外は、塁上をにぎわせながらも、7回まで無得点が続いた。2番手・ロドリゲスに代わった8回も2死から秋山が右中間への二塁打で出塁するが、坂倉が二ゴロに倒れて得点は奪えなかった。

 広島先発のアンダーソンは6回1失点と役割は果たしたものの、5回に新外国人レビーラに浴びた一発が重く、勝利投手の権利なく降板。その後も7回に中崎が1失点、8回は九里が1失点と、リードを広げられた。

 前半戦最後のヤクルト3連戦では2勝1敗と勝ち越して折り返した広島だったが、後半戦開幕カードの中日戦は、本拠地ながらも2試合連続零敗という屈辱。上位浮上への足がかりがなかなか築けない。

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