ヤクルト村上 またも笑顔なき34号2ラン 93試合で91打点目も0―7からの一発に厳しい表情

[ 2022年7月30日 20:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2022年7月30日    甲子園 )

<神・ヤ>6回2死二塁、村上は中越え2ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 ヤクルトの主砲、村上宗隆内野手(22)が阪神戦(甲子園)で3試合ぶりとなる34号2ラン。今季93試合目で早くも90打点を突破し、91打点とした。

 「4番・三塁」で先発出場。0―7と一方的な展開となって迎えた6回だった。先頭の1番・塩見が四球で出塁。2死後に入った第3打席で相手先発右腕・才木がカウント1―1から投じた3球目、外角への146キロ直球を捉えると、打球はバックスクリーン左に突き刺さる2ランとなった。

 村上の本塁打は23日の広島戦(神宮)で2―14と大差をつけられて迎えた6回に相手先発右腕・森下から右翼スタンドへ33号ソロを放って以来3試合ぶり。ファン投票でセ・リーグ最多40万97票を集めて出場した3度目の球宴では念願の初アーチこそ逃したものの、ヤクルトの秋季キャンプ地である第2戦の松山(27日)で2打数2安打と活躍した。

 だが、前回に続いて大差をつけられた中での一発に村上は笑顔なく、終始厳しい表情でダイヤモンドを一周。ベンチに戻っても表情は硬いままだった。

 ▼村上 打ったのはストレート。チャンスだったので1点ずつ返していく、後ろにつないでいく気持ちでした。

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