日大三島、33年ぶり2度目甲子園 エース兼4番の松永1失点完投「全員で甲子園に向けて戦った結果」

[ 2022年7月30日 04:00 ]

第104回全国高校野球選手権静岡大会決勝   日大三島8ー1静清 ( 2022年7月29日    静岡県草薙 )

<日大三島・静清>2季連続、夏は33年ぶりの甲子園出場を決めてスタンドの祝福に応える日大三島ナイン
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 日大三島はエース兼4番の松永陽登(3年)が5安打1失点完投で、33年ぶり2度目の夏の甲子園出場を決めた。「全員で甲子園に向けて戦った結果。凄くうれしい」と右腕。兵庫・報徳学園時代を含め春夏通算20度目の甲子園出場を決めた永田裕治監督は「部員78人全員の勝利だと思っている。スタンドも一体となって戦ってくれたことに感謝したい」と目を細めた。

 初回に松永の中前打で先制。その後は打線が援護してくれた。今春選抜では金光大阪に0―4で初戦敗退に終わった。「一日でも長くこの仲間たちと野球をやるため、春に逃した一勝を目指し一戦必勝でやっていきたい」と松永。県制覇はゴールではなくスタートライン。聖地で白星をつかむまで歩みは止めない。(加賀田 篤)

 ▼ヤクルト・小沢(15年度卒)自分のときは全然手の届かない場所だった。凄い。自信を持って頑張ってもらいたい。

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2022年7月30日のニュース