【中日・高橋宏と一問一答】7回まで快投気づかず「堂林さんを抑えたところで“あっ、まだ”と思いました」

[ 2022年7月29日 21:57 ]

セ・リーグ   中日9-0広島 ( 2022年7月29日    マツダ )

<広・中>3回1死二塁、左中間に2点本塁打を放ったビシエド(66)を笑顔で迎える高橋宏(右) (撮影・奥 調)
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 中日の高橋宏斗投手(19)が、29日の広島戦で8回途中1安打無失点でしのぎ、4月20日のヤクルト戦以来、実に100日ぶりの白星。中日では19年9月14日の阪神戦で大野雄が達成して以来の無安打無得点試合とはならなかったが、後半戦開幕投手に指名してくれた立浪監督の期待に応える見事な投球内容だった。

 以下は試合後の高橋宏と一問一答。

 ―素晴らしい投球内容だった。
 「調子自体は変わらずに試合に入れたのですが、うまく木下さんが僕をリードしてくれました」

 ―ノーヒットの意識は。
 「7回まで全く気付くことなく、先頭の堂林さんを抑えたところで“あっ、まだヒット打たれていないだな”と思いました」

 ―好投の要因は。
 「コントロールは良くなかったが、真っすぐの強さであったり、スプリットの落ち加減といいますか、その辺は良かった。一番は真っすぐが強く投げられたことです」

 ―後半戦の開幕投手。
 「前回の登板から、しっかりと時間ももらって、良い調整ができていたので、万全の状態で試合に入ることができました」

 ―初安打を許した後に、立浪監督とは。
 「まだ、そんなに話していないのですが、一言、お疲れ、と声を掛けて頂きました」

 ―今後も期待できる。
 「きょうは出来すぎというか、自分の中でも良い経験になりましたし、まだまだ、ここからシーズン後半戦を戦わないといけないので、もっともっと。まだ3勝なので、チームの勝利に貢献できる投手になりたいです」

 ―4月20日のヤクルト戦以来の白星に。
 「投手が無失点に抑えると、バッターにも良い流れが来ますし、毎回そういう気持ちで行きたいなと思います」

 ―次回へ。
 「後半戦、チームもすごく良いスタートが切れたと思います。明日からも自分はしっかり応援して、次の登板へ準備したい」

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2022年7月29日のニュース