【大谷と一問一答】トレード報道過熱、残りたい気持ちは?に「やることをやるしか」「今はやっぱり」

[ 2022年7月29日 14:51 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―2レンジャーズ ( 2022年7月28日    アナハイム )

試合後の囲み取材に応じる大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は28日(日本時間29日)、本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で出場し、投手では6回を投げ、1本塁打を含む8安打2失点、11奪三振で6敗目(9勝)を喫した。防御率は2・81。打者では4打数無安打だった。内容は一ゴロ、二ゴロ、中飛、右飛で打率は・254。試合は0―2だった。トレード報道が過熱しているが、試合後取材に応じた大谷は「残りたいかというよりやることをやるしかないです。どこにいても、何をやるかは変わらないので」とコメントした。一問一答は以下の通り。

――初回に3連打を許したが無失点に抑えた。
 「全部2ストライクからの単打なので。そこをゼロに抑えられて良かったなと思います」

――4回に先制ソロを打たれたが、3者連続三振に抑えた。
 「結果的には自分たちにとっては致命的な1点になってしまったので。取り返すのは少し難しかったかなというのはありましたけど、個人的には2点目の方がいらなかったかなと思います」

――10勝は大事な数字か。
 「数字はついてくるものだと思っているので。ただ、10勝は節目としては大事かなとは。プレーヤーとしては大きなことと思いますけど、基本的な捉え方はあまり変わらないです」

――長期的に見ても、エンゼルスに残りたい気持ちは。
 「残りたいかというよりやることをやるしかないですし。どこにいても、何をやるかは変わらないので。今までお世話になったところもありますし、もちろん好きなので。今はやっぱりエンゼルスで。今日もそうでしたけど、1試合1試合勝ちたいなという気持ちで。また明日もあるので、切り替えて頑張りたいなと思います」

――直球が少なくてスライダーが多かった。
 「基本的な流れはもちろんイメージしていますし、あとはゲームの中でいろいろ変えているところはあるので」

――前カードのロイヤルズ戦で右太腿下部に受けた自打球の影響。
 「多少はやっぱりありますけど。そんなに違いは。もちろん1試合1試合。例えば背中が貼っているとかそういうのはあると思うので。その範囲内かなと思います」

――それが変化球が多かった要因か。
 「というより、うちが一番勝てる確率が高い投球というか。打撃もそうですけど。それを選んでやっている感じですかね」

――ロー、ハイム両選手と相性が良くない。他の打者との違いは。
 「甘く入っているのを打たれているなっていう。もちろんシーガー選手もそうですけど。単純なところかなって思う。いいところにいっていれば抑えられているし、甘く入れば打たれる知っているところかなと思います」

――スライダーはコース、高さが甘くても空振りが奪えている。
 「どの球種もそうですけど、もちろん狙った所に1球、1球いくわけではないので。失投があるのが投手ですし、失投を打つのが打者の仕事なので。たまたま甘く入った時に、ファウルになったりとか、空振りが取れたりとか、そういうクオリティーのピッチングというか、球が投げれているかが大切ですし。1球1球、そういうクオリティーで、どの強度の球がいいとか、そういうのを自分で感じ取って投げられればいい」

――前回登板に続き打線の援護がない。
 「今日に関してはスコアリングポジションの2打席目ですかね。あそこで打てているか、打てていないか。どちらかというと自分の責任かなと思います」

――相手打者はスライダーが頭にあるのに打てない。その要因は。
 「それは相手に聞いた方がいいんじゃないですか。僕は僕の球を打っているわけではないので。もちろん自分の特徴は理解していますけど。それは僕に聞くことではない。打者の人が頭にあるかどうかも分からないですし。もし頭の中にあって空振りしているならなんでですかっていうのは僕はちょっと分からないので」

――初回は空振りが奪えなかった。相手も研究している。投げていて違和感はあったか。
 「なかったですね。空振りは十分に奪えていましたし。空振り率的にも悪くはないかなと思うので。2ストライク、本来はボールというかもっともっといいところ、カウント的にも自分の方が有利でしたし。もっともっと、遊べるではないですけど、いろいろな選択肢を増やせる1球の中で真ん中付近にいって打たれてしまうというか、いいところに飛んでしまったっていうのが一番の違いかなって思います」

――調子自体は。
 「普通ですかね。初回、2ストライクから甘く入っている自体が、良いか悪いかでいったら悪いですし。そこから3つ三振取れているといえば、良かったといえば良かったので。良いところあり、悪いところありの1日だったかな。悪かった時に長打打たれて点を取られているという試合だった」

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