【中日・立浪監督語録】快挙目前の高橋宏に「行かないのが、あいつらしいですね」

[ 2022年7月29日 22:40 ]

セ・リーグ   中日9-0広島 ( 2022年7月29日    マツダ )

<広・中>勝利しナインを迎える高橋宏(中央) (撮影・奥 調)
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 中日は、後半戦開幕となる広島戦に9-0で快勝。投げては先発の高橋宏が8回1死まで無安打投球を続け、打線も4番のビシエドが3本塁打。投打に光を感じる一戦となった。

 以下は試合後の立浪監督と一問一答。

 ―あと5人だった。
 「行ければ良かったですけど、そうは甘くはないです。ただ、きょうは素晴らしい投球で、久しぶりに勝てたことが何より良かった」

 ―球数が多くなった。
 「打たれていなかったら、もちろん、9回まで行く予定ではあったんですが。行かないのが、あいつらしいですね」

 ―ボール先行でも崩れなかった。
 「粘れましたよね。ただ、球数が6回で100球ぐらい行ってしまうので、課題としては3ボールを少なくするように。粘っていたので、勝って変わっていくのではないかな、と」

 ―後半戦開幕に指名した意味合い。
 「ボールに力があるし、各球団に対して、宏斗は、そんなに点を取られたこともなかったので、そこへの期待と、打線の奮起というところでは、初回に阿部がしっかり犠牲フライを打ってくれた。あそこで点を取れるのと取れないのでは。きょうは大きかったところ。ビシエドのホームランも出たし。3本というのはね、毎回とはいかないけれど、ああいうホームランを打てれば。開幕して一番、楽とまではいかないが、最後までそういう試合ができたかなと思います」

 ―ビシエドの変化。
 「インコースの厳しい所を我慢して、打てるボールを打ちに行けば確率も上がる。今まではチャンスでインサイドを責められていたが、呼び込むところがあるから、こういう結果になっている。続けてもらえれば」

 ―ガルシアにも1安打。
 「まだ1試合では分からないが、守備も無難にこなした。こっちも見切りで使っているが、必死にやってくれている」

 ―土田も好守備に長打2本と活躍した。
 「思い切りのいい選手。まずは守備をしっかりやってくればと思っているが、打てないとリズムが出てこない。きょうはいいタイムリーだった」

 ―理想の展開だった。
 「投手が抑えて、4番が3本も打ってくれたわけですから。きょうは言うことないですね。前半借金を12もつくって、このまま終わる訳にはいかない。とにかく全力で」

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