阪神・Aロッド、虎初アーチよりも勝利重視 「チームに貢献できるのが一番」ツバメ撃ちに静かな闘志

[ 2022年7月29日 05:15 ]

打撃練習をするロドリゲス(撮影・坂田 高浩)
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 阪神新加入のロドリゲスは待望される虎初アーチよりもチームの勝利に貢献することに意識を置くことを誓った。

 「本塁打じゃなくて、ヒットでも二塁打でも三塁打でもチームの勝利に貢献できるのが一番だと思っている。打順関係なく自分の仕事をしたい」

 22日のDeNA戦から昇格し、3試合で8打数3安打3打点と上々のスタート切った。パンチ力が持ち味だけに本塁打も期待されるが、虎のAロッドは冷静だ。「チームとしても勝率5割に戻ってきて、いい野球ができている。今の流れ、今の野球を続けていくことが大事」。チームの逆転優勝に力を貸すために再び日本にやって来たことを心得ている。

 甲子園ではシート打撃に参加。2打数無安打も「しっかり状態は上がってきている」と手応えは十分だ。きょう29日からのヤクルトとの3連戦へ向けても闘志をたぎらせた。「1位のチームには1位になっている理由がある。(大事なのは)自分たちの試合を一試合、一試合やること」。ツバメ撃ちへ静かに牙を研いでいた。(遠藤 礼)

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2022年7月29日のニュース