都雪谷　最速145キロ右腕・渡辺顕人　登板なしも「4番」でマルチ「ピッチングもバッティングも好き」

第104回全国高校野球選手権東東京・2回戦   都雪谷12ー0朋優学院 （ 2022年7月13日    大田 ）

＜都雪谷・朋優学院＞3回、安打を放つ渡辺（撮影・河野　光希）
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　最速145キロ右腕・渡辺顕人（あきと＝3年）擁する都雪谷が、5回コールド勝ちで3回戦に駒を進めた。登板機会はなかったが、「ピッチングもバッティングも好きなので」と「4番・右翼」で出場して2打数2安打1打点1四球と役割を果たした。渡辺が「チーム全体、個々で見ても打撃が良い」と話す通り、9安打と7四球を絡めて12得点と打線がつながった。

　次戦は昨夏の2回戦で敗れた修徳戦。阪神などでプレーした伊達昌司監督は渡辺を「この1年で心の面が成長した」と称えた。指揮官から「ねじ伏せ、圧倒しろ」と試合のたびに言われ続けてきたというエースは「自分が投げるなら（最後まで）投げ抜きたい」と抱負。好調なチームを引っ張り、雪辱を果たす。（河野　光希）