巨人ついに263日ぶり借金生活突入!10年ぶり阪神戦2試合連続零敗 打線重症67イニング適時打なし

[ 2022年7月14日 20:38 ]

セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2022年7月14日    甲子園 )

<神・巨>4回2死、右越えに本塁打を放った梅野(左)を見つめる原監督(撮影・成瀬 徹)
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 巨人は阪神との“伝統の一戦”で10年ぶりとなる2試合連続零敗を喫し、2カード連続の負け越し。ついに今季初となる借金生活に突入した。

 巨人の借金1は3年ぶりに負け越してシーズンを終えた昨季最終戦の10月24日以来263日ぶり。4月28日には最大貯金11あったが、7月2日に初めて使い果たし、借金突入危機3度目でついに勝率5割を初めて割った。

 前夜は西勇、ケラーの継投に4安打零封されたが、この日は相手先発左腕・伊藤将に4連続を含む9三振を喫し、わずか4安打で完封負け。巨人が2試合連続零敗を喫するのは昨年10月6、7日のヤクルト戦(神宮)以来だが、阪神戦に限ると2012年4月6、7日(甲子園)以来10年ぶりとなった。伊藤将には5月22日にプロ初完封を許しており、2試合連続完封される屈辱。また、巨人が阪神戦で2試合連続同じ投手に完封されるのは1985年5月18日、6月8日のリッチ・ゲイル以来37年ぶりで、左腕では1969年4月23日と5月10日の江夏豊以来53年ぶりとなっている。

 なお、巨人打線は6日のヤクルト戦(東京D)で吉川が放ったサヨナラ打を最後に7試合67イニング適時打なし。打撃不振の主砲・岡本和は4回に15打席ぶり安打を放ったが4打数1安打で、丸は3三振を喫して4打数無安打だった。

 中6日で先発マウンドに上がったシューメーカーは初回、1番・中野、2番・島田、3番・近本に3連打され、開始からわずか6球で先制点を献上。4回には三振ゲッツー直後に梅野から右翼ポール際へ2号ソロを被弾し、7回にはロハス・ジュニアに4号ソロを浴びて7回途中6安打3失点で7敗目(4勝)を喫している。

 ▼シューメーカー 状態は悪くなかった。ムダな四球と、2本の本塁打は慎重にいったけれど、打たれたことは反省です。次の登板に向けてしっかりと調整していきたい。

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