【阪神・矢野監督語録】巨人戦勝ち越しに「球宴まで追い越せるところは追い越す」

[ 2022年7月14日 21:48 ]

セ・リーグ   阪神3-0巨人 ( 2022年7月14日    甲子園 )

<神・巨>4回2死、ソロ本塁打を放った梅野(右)にメダルをかける矢野監督(撮影・北條 貴史)
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 阪神は、伊藤将が巨人戦2試合連続の完封勝利をマークし、このカード勝ち越し。大山、坂本、マルテの離脱でも総力戦で力を発揮した。手応えの矢野監督は球宴までの9試合で「追い越せるところは追い越す」と上位進出をにらんだ。

 以下は試合後、矢野監督と一問一答。

 ――伊藤将が完封勝利をあげた。
 「コントロールもね、球のキレも申し分なかったですし、丁寧にね。リュウ(梅野)もいいリードをしてくれましたし、ちょっと登板間隔も空いたんでね。そういうところで簡単じゃないと思うんですけど、最後まで、完封で、完璧な投球をしてくれました」

 ――5連勝で安定感がある。
 「出だしはね、ちょっと遅れたところがありましたけど、戻ってきてからも本当にずっとね、長いイニングをしっかり投げてくれるので、本当に助かっています」

 ――改めて伊藤将の良さは。
 「コントロールはね、もちろん将司のいいところなんですけど、やっぱり球の力というか、キレというのがそこに伴ってあるんでね。バッターもなかなか崩せないっていうボールの力っていうのが、いま、いい形でピッチングにつながっているんじゃないかなと思います」

 ――先制攻撃で、初回に1点取った。
 「1点じゃなくてね、やっぱり2点、3点といきたいところだったんで、逆にちょっと嫌なムードだったんですけど、そこを将司がね、しっかり行ってくれましたし、ちょっと初回は行きたかったですね」

 ――追加点が本塁打。梅野に4月3日以来の一発が出た。
 「ダブルプレーで、このままいくと、という流れのところでの1本でしたし、リュウ(梅野)もちょっとね、打つ方では自分のバッティングがなかなかできていないところが今シーズンあるので、そういうところではいいきっかけの1本になってくれればな、と思います」

 ――ロハスにも一発が出た。
 「打ってほしい、打ってほしいと、いつも思いながら使っているんですけど、いいところでね、2点でも3点でもというところで貴重なホームランでした」

 ――2位巨人と1・5差。
 「2位まではね、本当に届くところにあるんで、オールスターまでの期間で、詰められるところは詰めて、追い越せるところは追い越して、まあ、いろんな状況が考えられますけどチーム全員で自分たちの野球をやっていきます」

 ――オールスターまで3カード9戦になった。5割プランでいくと7勝2敗。
 「もちろん星勘定もね、気持ちのどっかでやってしまうところはありますけど、僕たちは目の前の試合を全力で戦うというのが僕たちの野球なので、まずは目の前を全力で戦っていきます」

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2022年7月14日のニュース