巨人・赤星がプロ初リリーフ、今後は中継ぎに 阿部コーチ「中継ぎの人の気持ちも、多分これでね」

[ 2022年6月26日 18:20 ]

セ・リーグ   巨人10―11ヤクルト ( 2022年6月26日    神宮 )

<ヤ・巨>巨人5番手・赤星 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人のドラフト3位右腕、赤星優志投手(22=日大)は今後、リリーフに回ることになった。

 新人ながら開幕ローテーションに入り、登板2戦目となった4月3日の阪神戦(東京D)では7回4安打2失点と好投し、セ・リーグ新人一番乗りとなるプロ初勝利。同17日の阪神戦(甲子園)でも7回途中4安打1失点と好投してプロ2勝目をマークした。

 だが、4月24日の中日戦(バンテリンD)でプロ最短となる3回途中7安打6失点KOされると、5月3日の広島戦(マツダ)で4回途中11安打12失点(自責3)KO、6月1日のソフトバンク戦(東京D)では5回途中6安打6失点KOと3戦連続で大量失点KOを喫し、3日に出場選手登録を抹消された。

 予告先発投手だった菅野の発熱により、急きょ当日呼ばれて先発した9日の西武戦(ベルーナD)では5回2安打1失点(自責0)と好投。53日ぶりとなる3勝目を挙げたが、23日のDeNA戦(東京D)では4回7安打5失点と再び大量失点KOされ、4敗目。そして迎えたこの日は7回途中に5番手としてマウンドに上がり、登板10戦目にしてプロ初リリーフを務めた。8―7と1点リードの1死一、二塁。高梨を救援するマウンドだったが、オスナに右前打されて満塁とした後で長岡の二ゴロにより同点とされ、続く代打・川端にも痛烈な当たりを打たれたが、一塁手・中田の好守に助けられる形となった。

 試合後、赤星の今後について聞かれた阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)は「そのまま中継ぎで入っていくと思いますし、ずっと先発で回してもらっててね、中継ぎの人の気持ちも、多分これでね、学べるでしょうし」と話している。

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2022年6月26日のニュース