「西武劇」主役はジャンセン!来日1号がV弾 テキサス出身の助っ人「記念球はマンションに飾りたい」

[ 2022年6月26日 05:30 ]

パ・リーグ   西武2―0楽天 ( 2022年6月25日    楽天生命パーク )

<楽・西>来日初本塁打を喜ぶジャンセン(撮影・尾崎 有希)
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 「西部劇」で有名な米国のテキサス州出身。日差しは強いが風で湿度が緩和される気候は、最高気温35度だったこの日の仙台と似ていた。「西武劇」の主役は新外国人のジャンセンだった。

 「ひと振りでゼロからヒーローになることができるスポーツ。野球は面白い」。7回2死一塁から左翼席への来日1号が決勝の先制2ランとなった。昨年はマリナーズ傘下3Aタコマで約1カ月、イチロー会長付特別補佐兼インストラクターの指導を受けた。「イチローさんがいた日本でプレーできる」と西武に移籍。冒頭のコメントもイチロー氏から学んだ言葉だという。

 右股関節の筋損傷で4月から約2カ月間離脱も、復帰4試合目で値千金の一打。「記念球はしっかりケースに入れて日本のマンションに飾りたい」と上位浮上へのキーマンになる。(神田 佑)

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2022年6月26日のニュース