ロッテ早くも7度目零敗で5連敗 山口に犠打サインも決められず

[ 2022年5月10日 21:52 ]

パ・リーグ   ロッテ0―7楽天 ( 2022年5月10日    楽天生命 )

<楽・ロ>代打を告げる井口監督(撮影・長久保 豊)
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 メジャーからNPB復帰後、田中将に初完封を許し、ロッテ打線は今季7度目の零封負けで5連敗を喫した。

 数少ないチャンスも生かせなかった。0―0の5回無死一、二塁では、山口にバントのサインが出たが、ファウル2度で追い込まれると、最後はスライダーで空振り三振。

 これまで「犠打」を一度も記録したことがない4年目だったが、井口監督は「レアード以外は全員、バントはするよと言って練習してきたが、結果的に決められなかった」と振り返った。
 試合前から、制球力の高い田中将に対して「球数を掛けずに勝負してくるので積極的にいきたい」と具体的な作戦も練っていた。

 ただ、不調で2軍調整中の主砲マーティン、故障で離脱中の荻野、角中、頼みのレアードの状態も上がらず、思うように機能しないのが現在の打線だ。

 「結局、甘い球を打てていない。カウントを整えられて、打たされていた」。指揮官の嘆きからは苦しみがにじんでいた。

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2022年5月10日のニュース