巨人・岡本和 チーム右打者最年少通算150号射程圏 あと4本

[ 2022年5月10日 05:30 ]

巨人の岡本和
Photo By スポニチ

 【Weekly Data展望】3年連続本塁打王を目指す岡本和(巨)。ここまでリーグトップの11本塁打と好スタートを決め、通算本塁打も146本になった。王貞治(巨=868本)を筆頭に177人が達成した通算150号には残り4本で、今週中にも達成しそうだ。

 現在の年齢は25歳10カ月。90年に清原和博(西)が樹立した150号最年少到達記録の22歳11カ月には及ばないが、18年山田(ヤ)の25歳11カ月を抜く歴代10位の年少到達が狙える。また、巨人では64年王、98年松井秀喜の24歳1カ月に次ぐ若さで、63年長嶋茂雄の27歳5カ月を抜く右打者最年少にもなる。

 もっとも、4月29日から5月8日のゴールデンウイーク期間は9試合で2本塁打とやや失速した。昼夜別に分けるとナイターの2試合で1本に対し、7試合あったデーゲームでも同じ1本だけ。今季トータルのデータを見ても、ナイター18試合で8本塁打(2.3試合に1本)、デーゲーム17試合で3本塁打(5.7試合に1本)となっており、苦手のデーゲームが続いたことがペースダウンにつながったのかもしれない。チームもこの間に首位から3位に転落。得意のナイター中心となる今週からはチームの浮上と150号に向け調子を上げたい。(記録課・志賀 喜幸)

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月10日のニュース