阪神・藤浪＆伊藤将　1軍昇格は来週以降に、1軍先発ローテ6人そろう現状

阪神・藤浪（右）と伊藤将
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　コロナ感染から復帰している阪神・藤浪と伊藤将は今週も2軍でスタンバイし、昇格は来週以降となることが濃厚となった。

　ともに2軍戦で2度登板を重ねて、あとは昇格を待つだけの状態。ただ、1軍の先発ローテーションは西純の台頭などもあり6人そろっており、投手陣全体でも14試合連続で3失点以下に抑えるなど好調をキープする。「その後に、先発を見据えながらの調整登板になると思う」と金村投手コーチ。2人は10日のマツゲン箕島との練習試合（鳴尾浜）で調整登板する見込みとなり、今週1軍で投げる先発陣のアクシデントや入れ替えに備える。

　藤浪は、5日のウエスタン・リーグの広島戦（由宇）で先発し、4回1安打無失点で5奪三振。伊藤将も2番手で4回5安打無失点とそれぞれ好投した。2年連続で開幕投手を務めた右腕と、昨季10勝をマークした左腕が2軍に待機する贅沢（ぜいたく）な状況。チームはいまだ最下位と苦しんでいるが、逆襲へ向けて先発陣は盤石となりつつある。