阪神・西勇6回2失点で降板 好調のマクブルームに痛恨2ラン浴びる チーム負ければ34年ぶり負の記録

[ 2022年5月10日 19:56 ]

セ・リーグ   阪神-広島 ( 2022年5月10日    甲子園 )

 阪神先発の西勇が一発に泣いた。0―0の6回無死から好調の3番西川に右前打を打たれ、この試合初めて先頭を出すと、前の試合で2本塁打の4番マクブルームに痛恨の2ラン。追い込んでから際どいボールを2球見極められ、フルカウントから甘く入ったスライダーを左翼席へ放り込まれた。

 この試合まで、防御率リーグトップの1・98をマーク。6戦中5試合でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を決め、先発としての役割を果たしていた。

 8日のDeNA戦で21安打17得点を挙げ、チーム打率リーグトップの・261を誇る広島打線に対し、この試合も6回7安打2失点で、クオリティースタートをクリアしながらも、リードを許してマウンドを降りた。

 阪神は広島戦開幕5連敗中(1分けを挟む)。6連敗となれば、10連敗を喫した1988年以来34年ぶり屈辱となる。 

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2022年5月10日のニュース